こんばんは。自然気胸で療養中のひねもすのたり管理人のブソンです。
今年(2019年)、僕は自然気胸という病気にかかり、胸腔鏡手術という肺の切除手術を受け、14日間入院していました。
退院して5日後に再検査がありましたので、その結果報告をしたいと思います。

この5日間は体力的にしんどかったぞ!

肺が縮んでないか、心配だったしねー
再検査結果
退院後、外来での再検査の内容は、採血とレントゲンの撮影でした。
採血では、どうやら身体の炎症反応を調べているようです。
けがや手術後には、血液中の「CRP」呼ばれる数値の上昇が認められます。
「CRP」とは「C反応性蛋白」のことで、身体のなかで炎症が起きているときに血液中で上昇するタンパク質のことです。

何のために採血をしてるのか不思議じゃったぞ!

朝の6時半からね!病院の朝は早いー
レントゲン撮影はもちろん、肺が胸腔膜まで膨らんでいるかの確認です。
僕が退院したときはまだ肺が完全に膨らみきっておらず、まだ少量ずつ空気が漏れている状態でした。
肺のレントゲン画像は手術前の説明のときに見ただけで、手術後の自分の肺の状態はこの再検査で初めて見ることになります。

手術前・手術後・退院時・現状の4つを見比べるわけじゃ!
退院するときのレントゲン写真は、まだ右肺尖の2cmほどは真っ黒い状態で、いわゆる空洞のままだったそうです。
主治医が言っていた、まだ完全に塞がりきっていない、という意味はこの2cmの空洞のことでした。
今日撮影したレントゲン画像で、
肺の広がるスピード<肺から漏れる空気の量であれば、症状は悪化していて空洞はさらに広がり、肺の広がるスピード>肺から漏れる空気の量であれば、症状は改善していて空洞が狭くなっていずれなくなるであろう、ということです。
レントゲンの結果では、空洞が2cmから1cmほどへと少し狭くなっていました。

良かったねー
つまり、この5日間で肺の状態は改善したということです。

ひと安心じゃ!
あと1カ月もすれば空洞はなくなり、胸腔膜いっぱいに肺は広がるだろうとのことでした。
抜糸
胸腔鏡手術で右脇に空けた3つの穴ですが、そのうち手術器具を入れるための2つの穴は抜糸の要らない糸で縫ってあります。
もう一つの穴は、もしものときの再処・再手術のために糸を蝶々結びで仮止めていたのですが、この日抜糸することになりました。
診察室のベッドに寝転んで、プチプチと切ってもらって終わりです。
明日以降であれば、湯船に浸かっての入浴していいよと、許可が出ました。

3週間振りの湯船になるのう

シャワーだけだと寒いからねー
主治医は抜糸跡はバイ菌が繁殖するためテープなどはしなくていいと言いますが、下着などに擦れそうですし、傷痕をきれいに治したいので、しばらく「マイクロポア」というテープを貼ることにしました。

今は消毒もテープもしないのが流行りらしいのう
もう再検査の必要もないようですが、念のため1カ月後の4月4日(木)にもう一度レントゲンを撮影することになりました。
まとめ
手術の甲斐もあって、自然気胸によって肺に空いた穴は次第に元どおりに戻りつつあるようです。
胸腔鏡手術による傷はまだ完全に塞がっていませんが、とくに大きな後遺症もなく回復に向かっていると思います。
ただ同じ姿勢で寝ているとまだ肩が痛むのと、胸腔鏡手術によって肋間神経を切断したからなのか、右胸の表面が広範囲でヒリヒリします。
片手いっぱいに広げたくらいの範囲だけ、ずっと鳥肌が立っているような感覚です。

肋間神経痛は、身体の前側に出るらしいぞ!

肋間神経痛、これからずっと残ったら嫌だねー
胸腔鏡手術は後々いろいろ後遺症が出てくるようですので、気を付けて経過を見守りたいと思います。
次の検査は、4月4日(木)です。
順調に回復している報告をしたいです。




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