こんばんは。自然気胸で療養中のひねもすのたり管理人のブソンです。
僕は今年の2月に自然気胸という病気になって、胸腔鏡で肺の切除手術を受けました。
退院したのが2019年3月1日なので、9カ月ほどが経ちました。
その後の経過について書きたいと思います。
気胸の経過
退院後ずっと気になっていた肋間神経痛ですが、気が付くといつの間にか治ってました。

治るときは、自覚症状がないもんじゃ!
胸腔鏡手術では、肋骨と肋骨の間に3箇所の穴を開け、そこから器具やカメラを挿入して肺の切除手術を行います。
その穴を開けるときに肋間神経を分断したり、穴を広げるときに傷をつけたりしてしまう場合があるので、手術後、胸の前側に神経痛の症状が出ることがあります。
肋間神経痛の症状はさまざまですが、僕の場合はピリピリと神経が過敏な部分と感覚が麻痺して鈍くなっている部分がありました。
大きな不都合があるわけないですが、服が擦れてヒリヒリしたり、シャワーをかけても感覚がなかったり、何となく普段と違う違和感がありました。
この症状は長期間続く可能性があり、このままずっと治らない人もいるそうです。
僕は1カ月ほど前までは違和感があったのですが、気付いたらなくなっていました。
手術から9カ月ほど経って、やっと神経が修復したようです。
肺の方はまだときどき痛みを感じるときがありますが、息苦しさを感じることはほとんどなく、運動をしていても大丈夫です。
先日は登山に行ってきました。
激しい運動でしたが、気圧の変化にも耐えられたようで、体力もほぼ元に戻ったと思います。

登山口を間違えて上級者コースを登ってしまったからのぉ
気胸は手術して6カ月経てば、再発率がぐんと下がると言われています。
このまま再発せずに人生を過ごせたらいいなと思います。
気胸手術後に出た症状の経過
気胸後に変化のあった人間ドックの検査項目は、血尿、コレステロール値、尿酸値の3つです。
血尿
退院後の尿検査で顕微鏡的血尿があり、数値は2プラス(赤血球/HPF 20〜29)でした。
その後の数回の再検査でも若干の顕微鏡的血尿があり、数値は1プラス(赤血球/HPF 1〜4)、細胞診の結果はクラス2(陰性)でした。
再検査3回目(9月25日)
前回と同じように、採尿をし、細胞診検査をしました。
結果ではまだ若干の顕微鏡的血尿があり、数値は1プラス(赤血球/HPF 1〜4)、細胞診の結果もクラス2(陰性)でした。
前回と変化がなく、これくらいであれば年に一回の健康診断で経過観察していれば大丈夫とのことでした。

血尿は腫瘍と直結するので、しばらくは経過観察じゃ!
コレステロール値
もう一つは、血中の悪玉コレステロール値(LDH)です。
退院後の採血の数値は、141mg(正常値70〜139mg/dl)でした。
その後、7月2日の結果では126mgまで下がり、10月2日の結果では131mgでした。
このまま基準値以内に収まっていれるよう、毎日めかぶ1パックの摂取は継続したいと思います。

悪玉コレステロール値は、善玉コレステロール値の2倍以内が正常範囲とされておるぞ!
尿酸値
最後に尿酸値です。
退院後の人間ドックでの数値は、8.5mg(正常値3.6〜7.0mg/dl)でした。
いつ痛風が発症してもおかしくない数値でしたが、食生活の改善と運動、そして明治プロビオヨーグルト PA-3 の効果もあって、7月2日の血液検査では7.6mg、10月2日では7.1mgまで下げることができています。

基準値内まであと少しじゃ!


まだ正常値の範囲外なので、こちらも引き続き改善の継続をしていきたいと思います。
まとめ
これで気胸の術後の後遺症はほぼなくなりました。
手術跡の痛みや息苦しさ、肋間神経痛や不安感など退院後もはたくさん症状が出ましたが、ほぼ手術前の体の状態に近づいたと実感しています。
手術後の再発率は10〜15%ほどですが、術後6カ月以降はぐんと下がるようです。
まだ遠出するには心配ですが、あまり気にせず、積極的に出掛けていきたいと思っています。
発症して9カ月、とても長く辛かったですが、いったんここで全快宣言をさせてください。

よく頑張ったぞ。このまま健康維持を意識して過ごすのじゃ!
そして気胸を患った方、またすべての病気で悩んでいる方の少しでも早い回復を心から願っています。





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