こんばんは。 1級色彩コーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです。
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
今回は合格報告をしたいと思います。
2018年冬期に実施された\色彩検定UC級(ユニバーサルカラー級)に合格/しました!
2018年度の色彩検定UC級の合格率は、92.0%じゃったぞ!
2018年度から新設された級ですので、晴れて合格1期生になりました。
検定の内容やその勉強方法などについて、これから受験するたくさんの方々に教えられることはすべて伝えていきたいと思います。
色彩検定UC級とは?
ユニバーサルデザイン(UD:universal Design)とは何か知ってますか?
最近、ニュースやメディアなどでもよくUD(ユーディー)という単語を目にするようになりましたね。
それはきっと人の多様性に、世の中の意識が向き始めているからだと思います。
人にはそれぞれ、たくさんの特性というものがあります。
身体的なもの、精神的なもの、先天的なもの、後天的なもの、一人ひとり同じようであって決して同じではありません。
現在、僕たちの身の回りはたくさんのモノや環境、サービスで溢れています。
これらはすべて、快適な社会の実現を目指している結果ですが、人によっては過ごしにくく感じてしまう場合もあります。
世の中は人々の多様性に対応する時代に突入しておるぞ!
ユニバーサルデザインとは、この人の特性の多様性に配慮し、「国籍、性別、年齢、障害の有無などに関わらず、最初からできるだけ多くの人が利用できるようにデザインする」ことです。
重要なのは「最初から」という部分です。
「ノーマライゼーション」や「バリアフリー」といった今あるものから障害者や高齢者の障壁を取り除こうという考え方ではなく、始めから障壁をなくし、障害者や高齢者だけではないあらゆる人が快適に使用できることが求められます。
要は「始めから」か「後付け」か、ということじゃ!
UC(色のユニバーサルデザイン)とは、ユニバーサルデザインの中の色の見え方に関する部分の検定です。
生まれつき色覚特性のある人や、事故や病気などによってロービジョンになってしまった人、加齢によって目の働きが低下してしまった人などに、健常者と同じように情報を伝えるための色のはたらき色覚特性の特徴色彩設計方法や、その活用方法まで学ぶことができます。
どんな人が受験すべき?
色彩検定UC級は、ビジュアルを以って人に何かを伝える仕事や、色覚の多様性に配慮すべき仕事をしている方、その分野を目指そうとしている方におすすめできる資格です。
学校の先生も、そのチョークの色見えにくいよー、と思っている生徒も中にはいるかもしれません。
ほとんどの仕事で役に立つ資格かもしれんのう
難易度と勉強方法
色彩検定(1〜3級)は、もともと受験者の年代層が低く、若者にとても人気のある検定です。
今回の色彩検定UC級の受験会場も大きめの教室が3つと、受験者は多かったです。
受験者が多いと気が引き締まるのう
年齢層は、30〜50代が多かった気がします。
車椅子で受けに来られた方もいて、これからの時代にマッチした検定だと感じました。
難易度は、色彩検定3級と同じくらいか、それより簡単だったと思います。
今回は第一回目の実施ということもあって、過去問題対策のできない状態でした。
おそらく近々過去問題集が発売になるかと思いますので、次回はもう少し合格率が上がるのでないかと予想してます。→発売されました!
一夜漬けでも大丈夫な内容かもしれませんが、テキストを4周できれば、確実に高得点で取得できるでしょう。
難易度 色彩検定UC(ユニバーサルカラー)級 色彩検定3級
僕は、1カ月前から勉強を開始しました。
1日に目次の1〜3章分ずつ(30ページほどずつ)、平日に約30分ほど時間をあてて勉強しました。
今回の色彩検定UC級では、テキストからの抜粋と模擬テストの内容が記載されていましたので、どんなレベルの検定になるかだいだい予想ができました。是非活用してみて下さい。登録はこちらから 「色彩検定メールマガジン 登録/解除」
公式テキスト
過去問題集
2024年度の色彩検定UC級の検定内容
2024年度の色彩検定UC級のスケジュールと検定詳細です。
検定日 |
夏期【第62回】6月23日(日)
冬期【第63回】11月10日(日) |
申し込み期間 |
夏期【第60回】4月1日(月)~ 5月16日(木)
冬期【第61回】8月5日(月)~ 10月3日(木) |
試験方式 |
マークシート方式(一部記述式) |
検定料 |
6,000円(税込) |
試験時間 |
60分 |
受検資格 |
制限なし。何級からでも受検可能 |
合格ライン |
各級満点の70%前後。問題の難易度により多少変動 |
2019年度から1〜3級と同じように6月と11月の年2回実施され、全ての会場で受検可能になりました。
1〜3級との併願も可能じゃ!
まとめ
2018年冬期から新設された色彩検定UC級(色のユニバーサルデザイン級)の合格報告でした。
色彩検定UC級は、難易度も高くなく、受験しやすい級だと思います。
ユニバーサルデザインやユニバーサルカラーについては、色彩検定2級やカラーコーディネーター検定2級の試験範囲にも含まれていますので、色彩検定3級の受験とあわせて取得してみてもいいでしょう。
試験の時間は重複しないようになっていますので、併願も可能です。
引き続き勉強を頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!