こんばんは。 行政書士挑戦中のひねもすのたり管理人のブソンです。→合格しました!
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
2020年度の行政書士試験を受験してきました。
勉強を始めたのは2019年12月下旬からなので、10カ月半、勉強をコツコツ続けてきたことになります。
Study Plusアプリに計測結果によると、総勉強時間は約641時間になりました。
行政書士の勉強時間の目安は600〜1000時間とされているので、何とか下限に到達することができました。
よく勉強を継続したぞ!
今回は、当日の会場の雰囲気と試験の内容について書きます。
試験会場
自宅から自転車で25分ほどのイベントホールが試験会場でした。
2020年度は、新型コロナウィルスの影響で会場の確保が難しく、僕の住む都道府県では当初予定されていた大学から小さめのホテルやイベントホールに分散されて実施されることになりました。
僕の場合は、予定の大学より自転車で行くことのできる会場に変更になったのでとても幸運でした。
今年度は、受験票に当日の体温測定の結果の記入が義務付けられています。
もしかしたら、これからは事前の体温計測がスタンダードになるのかもしれません。
事前の検温を忘れても試験会場で検温できるぞ!
事前説明は12時20分から、試験開始は13時00分からです。
事前説明の30分前の到着を目指して、自宅を出ることにしました。
持ち物は、受験票と筆記用具と時計とマスクがあれば大丈夫です。
ティッシュやハンカチ、目薬なども机上に置くことができます。
試験会場の入り口では、予備校の人たちが事前チェック用の冊子を配ってました。
事前説明の30分前には、すでに600人ほど入る会場の半分ほどの席は埋まってました。
2020年度の行政書士の受験申込数は全国で54,847人だそうで、2019年よりも2,500人ほど増えているそうです。
受験申込数うち実際に受験する人は毎年だいたい75%ほどです。
受験申込者の4分の1は試験まで辿り着けずにドロップアウトするぞ!
受験者の年齢層は30から40歳代が多く、年配の方もたくさんいて、男女比は半々くらいでした。
一つの机に席が2つとオーソドックスな配席で、教室に時計はありませんでした。
試験内容
行政書士試験は、5肢択一問題54問(216点)、多肢選択問題3問(24点)と記述問題3問(60点)の計60問(合計300点)で、試験時間は180分です。
途中退席は試験開始後30分から終了10分前までは可能ですが、退出の際は試験問題の持ち出しはできません(試験終了後回収できます)。
試験中のトイレ退出は、監視員付き添いで可能となっています。
たくさんの人が頻繁にトイレ退出していたぞ!
事前説明は、注意事項に15分、テスト用紙と問題用紙を配るのに15分といった具合でした。
空調(コロナ対策の換気のため送風だと思います)が強めでしたが、特に寒いといったわけではありませんでした。
気になる方は羽織るものか膝掛けなど(要事前確認)を用意しておいた方が良さそうです。
試験内容は、基礎法学・憲法と記述問題が難しく、行政法と多肢選択は並、民法・商法会社法・一般知識は易しめだったと思います。
僕は行政法と民法からスタートして、1時間50分ほどですべての問題を解答し終え、1時間ほどかけて見直しをしながら解答用紙への記入をしました。
全体を通してみると、僕にとっては難しく大きな手応えは感じなかったです。
行政書士試験は手応えを感じにくい試験の一つじゃ!
まったくわからなかった問題も、2択まで絞れたけど迷った問題もたくさんありました。
けれど、最後まで諦めることなく現時点のすべての力を出し切ることができました。
行政書士試験は、300点満点中180点取れれば合格の絶対評価で、合格率は約10%です。
合否は、2021年1月27日に行政書士試験研究センターのホームページに掲載され、受験者には合否通知書が送付されます。
合否発表はこちらから(2021年1月27日午前9時〜)
事前に自己採点したいという方は、各予備校が模範解答や解説などを発表しているので確認してみてください。
YouTubeなどにも速報や解説がたくさんアップされていますので、検索してみてください。
まとめ
2020年度、行政書士試験を受験してきました。
今まで取得した中で一番長く勉強した資格試験となりました。
宅建試験から続いた法律の勉強は楽しく、とてもワクワクできた10カ月半でした。
行政書士試験は、テキストや過去問だけでは対応の難しい試験です。
どのように勉強を進めていくか、しっかりと計画を立て、それを修正かつ継続していく忍耐力が必要になります。
基礎法学・憲法・行政法・民法・商法会社法・一般知識、5肢択一・多肢選択・記述のたくさんの科目分野をどのように勉強していくかの駆け引きも楽しかったです。
攻略本を持たずに勉強する独学の楽しさの一つですね。
僕は合格発表まで自己採点をしない予定ですが、結果が不合格でも法律の勉強はいったん終了にしたいと思います。
まだ入り口の入り口に立っただけということは重々承知していますが、他の勉強に移りたいと思います。
また法律の勉強をする機会があれば、楽しみながら一から勉強をしたいと思っています。
よく頑張ったぞ!次に進むのじゃ!
2020年度、行政書士試験を受験した皆さま、本当にお疲れさまでした。
勉強時間をなかなか取れない中、それでもできるだけのたくさんの時間を割いて、悩みながら、苦しみながら、我慢強く勉強を続け、なんとか試験会場まで辿り着き、試験終了の合図まで全力を尽くして戦い抜いた皆さまのことを僕は心から尊敬しています。
そして、応援して頂いたたくさんの方々、ありがとうございました。
とても励みになりました。
最後に、2020年度は新型コロナウィルスの影響もあってうまく勉強することができなかった方も多かったと思います。
2021年度以降もどう収束していくのか見通しが予想ができない状態が続くでしょう。
行政書士試験のチャンスは年に1度、必ず巡ってきます。
勉強を続け、新しい気持ちを持ってまた自分を奮い立たせて頑張っていきましょう。
本当にお疲れさまでした。