こんばんは。 行政書士挑戦中のひねもすのたり管理人のブソンです。→合格しました!
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
2020年度の行政書士試験まであと1カ月となりました。
ある程度の勉強を終え、模試を受けている方も多いと思います。
僕は今までに市販模試4冊と公開模試を1回受験しました。
今回はその中で各模試の得点結果ととくにおすすめの一冊をご紹介します。
模試は目的を持って受けよう
資格試験において模試は必ず受けなければいけないものではありません。
受けたからといって合格できるわけではなく、受けなかったからといって不合格になるわけでもありません。
行政書士の試験範囲はとても広いので、過去問に出ていない論点や違う角度から理解を深めたい方、また初見の問題への対応力を身に付けたい場合にはとても最適だと思います。
行政書士試験は、過去問と同じ問題はほとんど出題されません。
過去問を完璧に仕上げてから模試などの過去問ではない問題をこなして実力をつけていくことが本当の勉強だとも言えます。
模試をたくさん受けることが本試験の点数に直結するかはわかりません。
僕自身は、多くの知らない問題や論点に触れることができ、知識の整理に役立ったと思っています。
また本番試験を見立ててペース配分や解き順などをシュミレートすることができ、合格点を取れたことで自信にもなりました。
模試は目的を持って受けることが大切だと思います。
どんな模試でもいいので、1回は受験しておいた方がいいでしょう。
合格点を取ること以外にメリットはたくさんあるぞ!
市販模試と公開模試の違い
市販模試は発売日も早く、中には正答率も出されているものもあるので、過去の答練などで使用された問題が使い回されていると思います。
公開模試は今年度のために作られた最新の問題で構成されているので、市販模試より公開模試を受験した方がいいという話もよく聞きます。
僕は市販模試で十分だと思います。
法律の論点に新しいも古いもなく、基礎というものは一つしかありません。
大切なことは基礎の部分をしっかりと勉強することです。
新しい論点を追い求めることではありません。
公開模試も過去の答練の問題が使い回されていないとは限りません。
実際に市販模試にも公開模試と同じ問題が出題されていたぞ!
模試は、総務省や行政書士試験研究センターが実施しているものではありません。
とても商売性が強いものです。
今年はとくに新型コロナウィルスの影響で会場模試を受験する人が少ないので予備校も人集めが大変だな、くらいにと思っておけば大丈夫です。
2020年度に関しては改正民法があり、また地方自治法の改正点や一般知識の時事問題などに関しては、公開模試の方が有利だと思います。
時間とお金に余裕があるのであれば、公開模試を受験しましょう。
今までにした模試
僕が実際にやってみた4冊の模試は以下です。
解答した順番になっています。
結果は、全3回すべての回で合格点以上を取ることができました。
第1回を除いては、択一問題だけで180点以上を取ることができました。
2020度版の難易度は易しめだったと思います。
各回ごとに問題を切り離すことができ、本番さながらの状態で受験することができます。
2019年度本試験問題も収録されていて、解説以外にも巻頭に改正民法の特集が組まれているのでお得感があります。
結果は、全3回すべての回で合格点を取ることができました。
第2回はとても難しく、合格点を取ることができましたが180点ギリギリでした。
2020度版の難易度は普通だったと思います。
各回ごとに問題を切り離すことができ、本番さながらの状態で受験することができます。
2019年度本試験問題も収録されていて、解説以外にも巻頭に改正民法の特集が組まれているのでお得感があります。ただし文章理解問題は著作権の関係で割愛されています。
結果は、全2回すべての回で合格点を取ることができました。
択一問題だけで180点以上を取ることができ、記述問題も易しかったと思います。
2020度版の難易度は易しめだったと思います。
問題部分を取り外すことはできますが、第1回と第2回は切り離せないのでかなり不便です。
結果は、全3回のうち1つは合格点を取ることができませんでした。
択一問題で180点以上を取れる回が一つもなく、とても難しかったです。
2020度版の難易度は難しめだったと思います。
今までにした市販模試と傾向や問われ方が違ったのでとてもいい勉強になり、気が引き締まりました。
問題部分がまったく取り外すことができないので、解答しにくく、復習もしにくかったです。
市販模試の他に、LECのファイナル模試を受験しました。
受験した公開模試はこの一つだけです。
結果は、合格点を取ることができましたが、択一問題だけでは180点に届きませんでした。
難易度は普通だったと思います。
行政書士試験は絶対評価なので、他人の点数や順位は気にする必要はありません。
今の実力で自分の点数が合格点に届くのかどうかだけを確認しましょう。
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上記4冊のうち特におすすめしたい市販模試は、東京法経学院の「行政書士最強の模試」です。
本試験の内容は誰にもわからないので、どの市販模試の内容が本試験のレベルに近いかは僕にはわかりません。
東京法経学院の「行政書士最強の模試」の問題は他の模試とは違い、ストレートで正当な問題が多い印象を受けました。
法学系と総合的な予備校の違いかもしれませんが、TACやLECは知らない論点が多く含まれており、また一つの問題の中でも統一感がなくどこか散漫としており、数打ちゃ当たるでどれか一肢でも的中すればいいやといった印象を受ける問題が多い気がしました。
それに比べて、東京法経学院の模試は難易度も程良く、第1〜3回の難易度のムラも少ないと思います。
解説もしっかりとしており、とてもいい問題集です。
1冊だけしかする時間のない人は、是非、東京法経学院の「行政書士最強の模試」をしてみてください。
ただ、問題部分を取り外すことができない点だけがとても残念です。
その他に無料模試もいくつか受験しました。
中でもクレアールの「基本確認択一模試」はとてもおすすめです。
択一問題だけで多肢選択や記述問題はありませんが、基本確認ということもあり基礎的な問題だけで構成されているため、勉強の進捗確認に最適だと思います。
これから模試の受験を考えていてどれにしようか迷われている方は、まずクレアールの「基本確認択一模試」をしてみるのもいいと思います。
2020年目標 行政書士「基本確認択一模試」プレゼント →受付終了しました
まとめ
僕がした中でおすすめしたい市販模試は、東京法経学院の「行政書士最強の模試」でした。
この記事には間に合いませんでしたが、試験までに合格革命の市販模試もしてみようと思っています。
結果は、全3回すべての回で合格点以上を取ることができました。
すべて択一問題だけで180点以上を取ることができ、今までの最高点も更新することもできました。
2020度版の難易度は易しめだったと思います。
各回ごとに問題を切り離すことができ、本番さながらの状態で受験することができます。
スタンダードで一番解きやすい模試だったと思います。
模試で新しい論点を探し続けてもキリがありません。
行政書士試験は満点を取れる試験ではないので、やればやるほど不正解の問題や知らない論点が必ず増えていくので、復習にかなりの時間を取られてしまいます。
模試は本番ではありません。
解答ペースや解く順番を確立したら、きちんと過去問へ戻るようにしましょう。
試験直前には過去問の独特な言い回しなどに目を戻しておくことが大切じゃ!
きっとこの方法が合格への近道だと思います。
では、試験まであと1カ月、一緒に頑張っていきましょう。