こんばんは。 1級カラーコーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです。
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
2020年11月29日、カラーコーディネーター検定アドバンスクラスを受験してきました。
Studyplusアプリでの計測結果では、勉強時間はテキストと練習問題を合わせて約20時間でした。
僕はカラーコーディネーター1級(商品色彩)を持っているので、少なめの勉強時間になりました。
勉強時間の内訳は、テキストをパラパラと4周、練習問題を2回ほどです。
アドバンスクラスのテキストの内容は、カラーコーディネーター1級(3分野)とカラーコーディネーター2級を合わせたものになっていて、レベルはカラーコーディネーター2級と同等くらいになっています。
1級の論述問題(2問)がなくなったので、気分的にはかなり楽に感じるぞ!
今回は、当日の会場の雰囲気と試験の内容について書きます。
試験会場
試験会場は、今までのカラーコーディネーター検定(1〜3級)と同じ会場の商工会議所でした。
自宅から自転車で20分ほどの距離なので集合時間の30分前に家を出ました。
商工会議所には駐輪場があるので嬉しいです。
今年度は、受験票に当日の体温測定の結果と試験日前2週間に関する報告書の提出が義務付けられています。
しばらくは体温測定結果の提出はスタンダードになるでしょう。
試験時間は、集合時間が13時30分となっています。
試験開始時刻がホームページや受験票に記載されていないので試験監視員に尋ねてみると、試験開始は事前説明が終わってからとのことでした。
試験開始時刻はしっかりと決めておいて欲しいなと思います(実際の試験開始時刻は13時45分でした)。
試験会場は200人ほど入るサイズでしたが、受験者数は60人ほどでした。
リニューアル1回目の試験にしては、受験者数がかなり少ないといった印象を受けました。
年齢層は20代が多く、男女比は女性の方がかなり多かったと思います。
一つの長机に席1つとゆとりのある配席で、教室には時計が設置されていました。
商工会議所には時計が設置されている教室が多いぞ!
試験内容
試験時間は120分です。
試験開始から30分までと試験終了15分前を除いて途中退席が可能でした。
トイレでの途中退席は禁止となっています。
試験内容は、事前に発売になった練習問題と比べると少し難しかったように思います(練習問題と同じ問題は出題されませんでした)。
論述2問がなくなった分、カラーコーディネーター1級よりかなり簡単に感じ、択一問題だけだとカラーコーディネーター2級と同じくらいの難易度だったと思います。
予想通りじゃ!
応用問題はほとんどありませんが、テキストの語句や図、写真の内容をしっかり抑えておかないと解けない問題ばかりでした。
4肢択一の小問5問が20問(ちょうど100問)だったので、おそらく配点は1問1点の100点満点になると思います。
練習問題にもあった15個の文章のうち正しい内容のものを5つ選ぶ問題は、20問のうち2問出題されました。
僕が受験した試験会場では、試験開始30分を過ぎた頃から退出する人がたくさんいました。
僕も40分ほどで解答し終え、丁寧に見直しをして、さらに入念にマークシートの記入ミスをチェックしても1時間30分ほどで終わりました。
僕が退出するときには、すでに3分の1ほどの人が途中退席していたと思います。
考えて解く問題はなく、知っているか知らないかを問われるの問題ばかりだったので、比較的解答に時間がかからない試験だったと思います。
カラーコーディネーター検定の合格基準は70点以上です。
30問、間違えても大丈夫じゃぞ!
合否は、2020年12月18日にWEB成績票で確認できます。
WEB成績票の確認はこちら(2020年12月18日10:00〜)
また、合格者には合格証が郵送されます。
まとめ
2020年度、第49回 カラーコーディネーター検定アドバンスクラスを受験してきました。
第48回(2020年6月7日実施)が新型コロナウィルスの影響で中止になったので、今回がリニューアル後初の試験となりました。
階級が変わり、テキストも大幅に変更され、勉強がしにくいと感じた方もいるでしょう。
アドバンスクラスの難易度は、カラーコーディネーター2級と同じくらいでしたが練習問題よりは少し難しめだったと思います。
僕も慢心してあまり勉強しなかったので、少し油断したかなと感じています。
アドバンスクラスの攻略には、テキストを細部まで読み込んでしっかり暗記することが必要だと思います。
個人的な感想ですが、受験者数の減少に歯止めをかけ回復を図るために今回のような全面的なリニューアルに踏み切ったのだと思いますが、テキストを通じて何を学ばせたいのかが不明瞭で、試験の内容や出題傾向も以前のカラーコーディネーター検定と大差はありません。
テキストの内容や構成もデザインを含め全般的に改悪され、試験内容も専門性が薄れ、とても退屈なものになりました。
この状況では、色彩検定との差を縮めることはかなり難しい状況が続くと予想しています。
もっとカラーコーディネート(色の配色)に重点を置いた実践的な試験内容になれば面白いのになと思います。
以上、カラーコーディネーター検定アドバンスクラスの受験報告でした。