
1級カラーコーディネーターのブソンです!
カラーコーディネーター検定アドバンスクラスは、色彩の専門知識をより実践的に学べる中上級レベルの資格です。
「スタンダードクラスとの違いは?」「独学で本当に合格できるのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アドバンスクラスの難易度や合格率、おすすめ教材、そして独学で合格するための勉強スケジュールまで、最新情報に基づいて詳しく解説しています。
僕自身が実際に学習して感じたことをふまえてまとめているので、これから受験を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
📊 難易度と合格率
🔍 難易度の目安:やや難
★★★★☆
カラーコーディネーター検定アドバンスクラスは、実務に役立つ応用的な知識が問われる試験です。スタンダードクラスより難易度は上がりますが、しっかりと対策すれば独学でも十分合格を目指せます。
過去3年間のアドバンスクラスの合格率は、約52%となっています。
📅 年度 | 📝 回 | 👥 受験者数 | 🎯 合格率 |
---|---|---|---|
2024年 | 第57回 | 1,325人 | 45.3% |
第56回 | 1,222人 | 45.7% | |
2023年 | 第55回 | 1,230人 | 47.3% |
第54回 | 1,061人 | 50.6% | |
2022年 | 第53回 | 1,085人 | 58.8% |
第52回 | 975人 | 62.9% |
📝 合格率は年度によってばらつきがありますが、しっかり対策をすれば60%以上を狙うことも可能です。出題傾向に沿って学習することが重要です。

アドバンスクラスは、リニューアル前の2級と同じくらいです!
📚 テキストと問題集
📘 公式テキスト
アドバンスクラスでは、東京商工会議所が発行する「公式テキスト」を使用します。
内容はかなり専門的ですが、試験問題はすべてこのテキストから出題されるため、まずはこの1冊をしっかり読み込むのが基本です。
図解や実例も豊富に掲載されていて、色彩をビジネスやデザインに活かしたい方にとっても実践的な内容となっています。
📖 問題集
スタンダードクラスには、過去問題集は発売されていません。
市販の問題集を活用しましょう。
🕒 勉強時間と方法
⏱️ 勉強時間の目安: 約60時間
アドバンスクラスは、スタンダードクラスに比べて出題範囲も内容もかなり広くなります。
まずは公式テキストをしっかり読み、全体像をつかむことから始めましょう。
🎯 合格ライン
100点満点中、70点以上が合格基準です。絶対評価なので安心して取り組めます。
📖 章ごとの出題範囲
📘 章 | 📖 主な内容 |
---|---|
🧠 第1章 | 色の心理 |
🔍 第2章 | 身の周りの色を測る |
🎨 第3章 | 色彩調和と配色 |
♿ 第4章 | 色彩の多様性とカラーユニバーサルデザイン |
💻 第5章 | ビジュアルデザインのための色彩技術 |
👗 第6章 | ファッションと色彩 |
💄 第7章 | メイクアップ化粧品と色彩 |
🪑 第8章 | インテリアと色彩 |
🏭 第9章 | 工業製品と色彩 |
🏙️ 第10章 | 環境と色彩 |

テキストの目次を見て、何を勉強するのかを確認しておくことは大切です!
📖 2カ月前(テキスト学習)
⏱️ 時間の目安:48時間
- 📘 1日30ページ、または1チャプターずつ読み進める
- 📆 2週間でテキスト1周、8週間で4周を目指す
- 💤 日曜日は休息日として記憶の定着を促す
📌 専門用語が多く理解に時間がかかりますが、繰り返し読むことで慣れていきます。
📝 2週間前(問題集)
⏱️ 時間の目安:10時間
- 🗒️ 本試験と同じ100問構成の練習問題を解く
- ⏲️ 実力チェックテストは試験時間内(90分)を計って取り組む
- 📖 間違えた問題はテキストでしっかり復習する

問題集は理解していない部分を確認するためにあるのでどんどん間違えて大丈です!
😌 試験当日
- 🚉 当日は新しい勉強はせず、リラックスして挑む
- 📦 試験開始時刻・受験場所・持ち物を前日に確認
📌 詰め込みよりも、毎日少しずつ着実に積み重ねることが大切です。
📌 学ぶ目的は資格だけでなく、知識として身につけることにも意義があります。

硬めの内容なので途中で飽きてしまいそうなので短期で一気に学びましょう!
✅ まとめ:アドバンスクラスは実務レベルの色彩力が問われる資格です
カラーコーディネーター検定アドバンスクラスの難易度は「やや難」
★★★★☆
📘 勉強時間の目安:約60時間
アドバンスクラスでは、ファッション・メイク・インテリア・工業製品など、より専門的な色彩知識が問われます。
出題範囲も広く、章ごとの内容も複雑なため、スタンダードクラスに比べて時間をかけての学習が必要です。
試験日の2カ月前からテキストを読み始めて、1日30ページ、2週間で1周を目指し、8週間で4周するスケジュールが理想です。
後半では問題集を活用し、出題形式と時間配分にも慣れておくことが合格のカギとなります。
- 📈 しっかりとスケジュールを立てること
- 🚶 無理なく続けるペースで学ぶこと
アドバンスクラスは、色彩の知識を実務で活かしたい方にぴったりの資格です。
計画的に学習を進めて、合格を目指していきましょう。

頑張ってください!
コメント
こんにちは!
以前IC資格でもやりとりさせて頂き合格したものです。
カラーコーディネーター試験も検討中で1度相談させて頂きましたが、また質問です。
アドバンスの勉強ですが、記載のようにテキストのみ何度も熟読するだけでも十分か、もしくは同レベルの過去の2級の過去問もやるべきか、迷ってます。
同じく、スタンダードも同レベルの3級の過去問もするべきかなど。あと、初めて受けるのですが、最初からアドバンスをチャレンジしても大丈夫か、などです。
以上、ご教示頂けましたら幸いです。よろしくお願います。
>Reeさま
こんばんは。
アドバンスクラスのテキストを読んでみると、前1〜2級の間くらいの難易度になるかと思います。2級より少し難しくなるとは思いますが、2級の過去問をしてみることは有効だと思います。ただ気を付けておきたいことは、アドバンスクラスには前1級3分野の内容も含まれているため、その対策は2級の過去問では対応できません。
同じくスタンダードクラスの場合も、カラーチャートがCCICからPCCSに変更されていること、そして前3級より少し易しくなっていることに気を付けましょう。
スタンダードクラスとアドバンスクラスとは試験範囲が異なり、またレベルの差がかなりあるので、アドバンスクラスからのチャレンジでももちろんいいと思いますが、色の勉強をしっかりとしたいのであればスタンダードクラスの勉強から始めてもいいのかなと思います◎
色々ありがとうございます◎
アドバンスは過去問をやるなら旧1級もした方が良さそうですね。基本が大切なのでスタンダードから受けてみようと思います。のたりさんは両方受けますか?
>Reeさま
旧1級は専門的な3分野(ファッション・商品・環境)に分かれていました。どの分野もアドバンスクラスより難易度がかなり高いですので、旧1級の過去問をする必要はないと思います。
僕はスタンダードクラスもアドバンスクラスも大体知っている内容だったので、アドバンスクラスだけ受験しようと思っています。11月の試験は行政書士試験もあるのでどうしようか迷っています◎
詳しくありがとうございます◎
コロナで中止になって翻弄されてますが11月は開催されるまで落ち着いているといいですね。