こんばんは。 インテリアコーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです
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インテリアコーディネーター資格試験に合格するには、まず1次試験を突破しなくてはいけません。
1次試験は2次試験を受験するための切符に過ぎません。
けれど、1次試験の範囲はとても広く、専門用語ばかり出てくるので、勉強にはかなり苦労すると思います。
今回は、インテリアコーディネーター1次試験の勉強方法についてです。
まずは計画を立てよう
1次試験は暗記です。
コツなんてありません。
テキストを繰り返し読んで一つずつ覚えていくしか方法はありません。
1次試験では思考力はほとんど必要とされません。
問われるのはその用語や意味を知っているかどうかです。
たとえば、次の問題は2019年の第11問はこんな問題でした。
建築家のル・コルビュジエが、近代建築の重要な要点として提唱した「5つの原則」とは、ピロティ、屋上庭園、水平連続窓、( ア )、自由なファサードである
1 規則的な平面構成 2 自由な平面構成 3 開放的な空間構成
ル・コルビュジエの5つの原則は、ピロティ、自由な平面、自由な立面、水平連続窓、屋上庭園のことです。
なので正解は、「2 自由な平面構成」になります。
ル・コルビュジエの5つの原則を知らなければ、当て勘で答えることになってしまいます。
その他にも1次試験ではチェアの名前や作者、その素材などがよく問われます。
これも知っているかだけの問題で、その場の思考力が問われるものではありません。
インテリアコーディネーター1次試験の問題はすべてこのような問題です。
試験時間は160分ですが、解答にはそこまで時間を要しません。
半分の時間があればすべて解答し終えることができると思います。
知っているか知らないかだけなので、解答に時間はかからんぞ!
問題形式は3肢択一になります。
3つの選択肢のうち一つが正解ということになります。
重要なことは、答えはすでに問題用紙の選択肢に書かれている、ということです。
問題の選択肢に書かれている用語から適当だと思うものを一つ選べばいいだけです。
まったく知らない問題でも、33%の確率で正解することができます。
「不適当なものを2つ選びなさい」という問題も出題されますが、こちらは引っ掛け問題が多いですが、必要な知識さえあればすぐに判別でき、とくに難易度の高い問題ではありません。
以上から、インテリアコーディネーター1次試験の暗記は正確にしっかり覚えるというより、浅く広く、なんとなく覚えることを繰り返していくべきです。
問題用紙に答えは書かれているので、曖昧に覚えていてもそれが正解だと見抜けるくらいの勉強で大丈夫です。
時間をかけてテキストを深く読み込んで暗記するのでなく、テキスト全体をイメージとして図で覚えていく方法がいいでしょう。
図鑑を読むときのような、ざっくりとした暗記です。
インテリアコーディネーター1次試験では、過去問題と同じ問題はほとんど出題されません。
過去問を何度も繰り返し解いて正答率を上げていくより、選択肢を見て答えが導き出せるようになっているかを確認するために過去問を使用しましょう。
また、過去問題でない問題集を解くことがとても有効な勉強になります。
もう一つ覚えておきたいことは、1次試験の知識は2次試験のプレゼンテーション(製図)ではほとんど使用しませんが、論文では問われることです。
けれど、論文は、事例を通してその対処や解決方法などについて範囲全体を通した知識を元に考え方を問われる問題がほとんどです。
つまり暗記した用語の意味や内容を細かく問われるわけではありませんので、こちらも完璧な暗記は必要しません。
また要点だけをまとめたテキストはとても効率がいいですが、試験問題はインテリア産業協会公式のインテリアコーディネーターハンドブックから出題されます。
広範囲の勉強をしたい方は初めから、インテリア産業協会公式の「インテリアコーディネーターハンドブック(上・下)」を使用するようにしましょう。
まとめ
インテリアコーディネーター1次試験の範囲はとても広く、専門用語をたくさん暗記しなければいけません。
それらを一つ一つ完璧に覚えることは不可能です。
問題用紙の選択肢に書かれている用語を見て答えが思い出せるくらいの広く浅い勉強方法を取りましょう。
イメージをしっかりと蓄えて試験に臨みましょう。
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