こんばんは。 簿記2級のひねもすのたり管理人のブソンです。
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日商簿記検定試験（2級・3級）において従来の統一試験（ペーパー試験）に加えてネット検定が開始されることになりました。
3級は2020年12月14日から、2級は2020年12月21日から受験可能で、申し込みは2020年11月30日から開始されています。
受験者は、2020年12月からペーパー試験（年3回）とネット試験（随時）のどちらかを選択して受験することができます。
統一試験（ペーパーテスト）とネット試験の違いを比較しましたので、これから日商簿記検定を受験しようと考えている方は参考にしてください。
統一試験（ペーパーテスト）とネット試験の比較
まず、2020年11月に行われた統一試験に受験者数制限で申し込めなかった人が先行してネット試験に申し込みすることができます。→先行受付は終了しました
2020年11月30日からは、すべての受験者（直前の2020年11月にペーパーテストを受験した人も）が通常受付として申し込み可能となっています。
対象級
ペーパーテスト
1級・2級・3級
ネット試験
2級・3級のみ
1級はネット試験の実施なしじゃ！
受験日
ペーパーテスト 2級・3級
年3回実施（今まで通り）
ネット試験 2級・3級
テストセンターごとに受験日時選択可能
毎日受験できるテストセンターもあるぞ！
受験場所
ペーパーテスト
全国各地の試験会場
ネット試験
指定されたテストセンター ※2020年12月開始時点では76都市112会場
テストセンターは徐々に増えていく予定じゃ！
受験料
ペーパーテスト
1級 7,850円
2級 4,720円
3級 2,850円（各税込）
ネット試験
1級 7,850円
2級 4,720円
3級 2,850円（各税込）
※別途事務手数料が550円（税込）かかります。
どちらも同じ料金じゃ！
試験時間
ペーパーテスト
2級 120分
多岐選択式＋記述式5問
3級 120分
多岐選択式＋記述式5問
※2021年6月からはネット試験と同じ試験時間（2級 90分・3級 60分）になります
ネット試験
2級 90分
CBT選択式＋入力式5題
3級 60分
CBT選択式＋入力式3題
2021年6月から試験時間が統一されるぞ！
出題範囲
ペーパーテスト ネット試験 共通
出題範囲の変更はありません
ネット試験の出題数は減ると思われるぞ！
出題形式
ペーパーテスト
2021年2月28日（日）は今まで通り
※2021年6月から3級は大問5つから3つへ（第1問の仕訳は5問から15問へ）変更になります。
ネット試験
若干の変更を予定
2021年6月からは出題形式も統一されるぞ！
合格基準
ペーパーテスト
70点以上（今まで通り）
ネット試験
70点以上
両方とも7割以上で合格じゃ！
合格発表
ペーパーテスト
試験の約1カ月後（今まで通り）
ネット試験
試験終了後、試験システムにより自動採点し合否判定
合格者にはデジタル合格証を即日交付（紙の合格証書発行はなし）
ネット試験の合否は試験終了後すぐにわかるぞ！
まとめ
2020年12月から、日商簿記検定の2級と3級はペーパー試験（年3回）とネット試験（随時）を選択して受験できるようになりました。
2021年2月実施回までは試験時間や出題形式が異なるものの出題範囲は変わらず、2021年6月実施回からは出題範囲だけでなく試験時間や出題形式なども同じになります。
ペーパー試験でもネット試験のどちらで合格しても、簿記検定の価値に変わりはありません。
すでに勉強をしている方も、これから勉強を始める方も、今まで通りの方法で勉強を進めて下さい。
ネット試験の利点は、受験する機会が増えることと、合否結果がすぐにわかることで以後の予定が立てやすくなることでしょう。
また、好きな日時を選んで受験できるので、学習のピークを試験に当てやすくなるというのもメリットでしょう。
うまく軌道にって受験者がスムーズに移行すれば、簿記2級・3級はいずれネット試験に統一されるかもしれません。
これを機会に是非ネット試験を受験してみましょう。
新しいことが始まるのはワクワクするぞ！
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