
日商簿記2級合格のブソンです!
日商簿記検定では、試験本番で電卓の持ち込みが許可されています。
勉強を始めるタイミングで、自分に合った使いやすい電卓を選んでおくことはとても大切です。
この記事では、電卓の選び方のポイントと、日商簿記検定受験者向けにおすすめの電卓を詳しく紹介します。

FP技能検定(2〜3級)は電卓の持ち込みが禁止になりました!
📐 検定で使用できる電卓
日商簿記検定では、計算器具(そろばん、電卓)の使用が認められています。
ただし、使用できる電卓にはいくつかの条件があります。
📋 受験に際しての諸注意事項
計算器具(そろばん、電卓。どちらかを1つ)を使用しても構いません。ただし、電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
- 🖨️ 印刷(出力)機能
- 🔊 メロディー(音の出る)機能
- 🧮 プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
- 📖 辞書機能(文字入力を含む)
(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。
日数計算、時間計算、換算、税計算、検算(音の出ないものに限る)

基本的には、音が出ない一般的な電卓は使用可能です!
📌 電卓を選ぶときのポイント
価格は標準的なもので、使いやすいサイズを選びましょう!
電卓は100円均一で手に入るようなものから、1万円以上の高級モデルまで幅広く販売されています。
価格の差は主に機能性とデザイン性によるものです。
たくさんの選択肢がありますが、まずは自分にとって扱いやすいモデルを選ぶことが大切です。

🏢 メーカー
代表的なメーカーには、CASIO(カシオ)、Canon(キャノン)、SHARP(シャープ)の3社があります。それぞれに打ち心地やキー配置などの特徴がありますので、使いやすいと感じるものを選ぶことが重要です。
特にこだわりがない方は、見た目の好みや普段の使用感で選んでも問題ありません。すでに会社や学校で使用しているメーカーに合わせると、違和感なく使えます。

💴 価格
電卓の価格帯は数百円から1万円以上までさまざまです。検定用として初めて購入する場合は、過剰な機能や高価なモデルを選ぶ必要はありません。
おすすめは2000円〜5000円程度のスタンダードモデルです。必要な機能を備えた、手頃で信頼性のあるモデルを選ぶことがポイントです。

📏 大きさ
電卓にはさまざまなサイズがあります。各メーカーごとに名称は異なりますが、おおよそのサイズ感は以下のとおりです。
- 📐 CASIO: デスクタイプ、ジャストタイプ、ミニジャストなど
- 📏 Canon: Lサイズ、Mサイズ、Sサイズ
- 🖊️ SHARP: デスクトップサイズ、ナイスサイズ、ミニサイズ
検定用には、はがき程度の大きさであるジャストサイズ(CASIO)、Mサイズ(Canon)、ナイスサイズ(SHARP)を選ぶのがおすすめです。

🔢 キーの配置
電卓を選ぶ際には、「00」キーの位置にも注目しましょう。
簿記検定では「00」キーの付いているものを購入しましょう。
同じメーカーでも「1」キーの下に「0」キーがあるものと、「1」キーの下に「00」キーがあるものがあります。
- 🔢 CASIO: 多くのモデルで「1」キーの下に「00」キー
- 🔣 Canon・SHARP: 「1」キーの下に「0」キーが多い
好みで選んで問題ありませんが、実際に試してみて入力しやすいものを選ぶのが良いです。

🛠 機能
電卓は一度購入すると長期間使用することになるため、基本的な機能はしっかりチェックしておきましょう。
- 🧮 メモリ機能: M+、M−、GTキーはあると便利
- 📊 表示桁数: 12桁表示対応のモデルが望ましい
- 📐 チルトディスプレイ: 角度がつけられると見やすい
簿記検定やFP技能検定では「税込」「税抜」「√」「%」などはあまり使用しませんが、「GT(グランドトータル)」や「Mー」「M+」などのメモリキーは覚えると便利なのでなるべく付いているものを選びましょう。
簿記検定では10桁表示だけでは計算結果が溢れてしまう場合があるので、液晶画面は12桁表示できるものを選びましょう。
試験会場の机は奥行きが狭い場合が多いです。チルトディスプレイ機能があれば液晶を覗き込まなくてもいいので、少し離れたところに電卓を置いて計算をすることができます。
試験では他の人の電卓を叩く音がすごく気になります。裏面の滑り止めにはキーの打鍵音を抑える効果があり、入力するときに電卓を固定する役割もあります。なるべく滑り止めの付いているものを選びましょう。

🧮 おすすめの電卓
ここからは、検定本番で使いやすいおすすめ電卓をメーカー別に紹介します。
📐 CASIO(カシオ)
📏 Canon(キャノン)
🖊️ SHARP(シャープ)

📚 まとめ
検定の勉強をしていくにあたって新しく電卓を購入することは、楽しみの一つです。勉強のモチベーションも上がります。
まずは、検定の本番で使いやすいものを選んでください。
電卓は一度購入すると長い間使用できます。
だからと言って高級なものは必要ありませんが、最低限の機能が付いたものを選んでおくことは重要です。
もしメインで使用する電卓があって、サブの電卓を購入する場合はデザイン性の高いものでも構いません。
ぜひ自分に合った電卓を使って計算効率アップを目指してください。

良いものを一つ買って長く使う、いいですね!