こんばんは。 インテリアコーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
今回は、前回のプレゼンテーション(製図)に引き続き、論文の勉強方法についてです。
論文の場合もどのような問題が出題されるのか、事前に昨年の問題を確認をしておきましょう。
2022年度(第40回)インテリアコーディネーター(IC)資格試験 試験問題の公開について
インテリアコーディネーター2次試験では論文の勉強の優先度は低いです。
プレゼンテーション(製図)に力を入れ、論文は最小限の勉強で済ませるようにしましょう。
勉強開始時期
2次試験は、まずはプレゼンテーション(製図)に集中して下さい。
論文の勉強は、製図の合間で構いません。
週に1日、30分〜1時間ほど時間が取れれば大丈夫でしょう。
急いで論文の勉強を開始する必要はありません。
まずはプレゼンテーション(製図)の勉強をしっかりとしましょう。
プレゼンテーション(製図)が先、論文はその後じゃ!
勉強の始め方
と言っても、製図と同じで論文もすぐに書けるようになるわけでありません。
多くの資格試験で論文形式の問題があると思いますが、それぞれ試験に沿った書き方(ルール)というものが存在します。
論文で点を取るには、まずこのルールをしっかりと知ることから始まります。
書く内容はその後で考えることです。
2次試験の論文対策は、まず「一番わかりやすい合格論文入門」を使用しましょう。
インテリアコーディネーター試験で必要な論文テクニックが掲載されています。
今まで論文を書いたことがない方や論文が苦手な方におすすめしたいです。
最初から最後までざっくりと目を通して、だいたいどんな風に書けばいいのかを把握してください。
内容は難しくありません。
近くに大きな書店がある場合は立ち読みで済ましてもいいと思います。
勉強方法
「一番わかりやすい合格論文入門」を一読したら、過去問題に目を通して下さい。
問題文を読んで、自分ならどのように書くかを想像しながら、そのまま模範解答を読み進めてください。
大切なことは、解答を読む前に自分ならどのように書くかをしっかりと想像することです。
そして、模範解答はどのように論点を組み立てて書いているのかを知ることです。
論文に決まった答えはありません。
書こうとしたことが(想像したこと)が模範解答とまったく同じになることはまずないでしょう。
なるほど、このような方法や意見もあるのか、という風に納得できればそれで構いません。
もう一つは、問題文で聞かれていることにしっかりと答えることです。
この2点さえ守れていれば、あとはルールに沿って書けば大丈夫です。
難しく考えないこと、会話のキャッチボールをしてると思うのじゃ!
最も効果的な勉強方法は、出題されそうなテーマやキーワードを想定しながら、テキストを読むことです。
この方法でテキストを読む癖を付けていれば、どんな問題にでも対応できるようになります。
テキストの目次や見出しを見ながら重要そうなキーワードをピックアップして、それについて聞かれた場合にどのように答えるかを想像してみることも有効な勉強方法でしょう。
テキストに出てくる様々な問題点を、自分ならどのように解決するかを考えながら読むことです。
テキストに書かれている解決方法の例を覚えると暗記になってしまいますが、論文の解答はもっと自由です。
1次試験で勉強した内容をプレゼンテーション(製図)で問われることは少ないですが、論文では総合的な知識や理解を問われることになります。
細かい用語の意味などを問われるわけではないですが、インテリアコーディネーターとしての視点や心構えなどが必要になります。
論点だけを箇条書きでまとめた合格教本などのテキストでは論文の勉強はしにくいでしょう。
インテリア産業協会公式のインテリアコーディネーターハンドブック(上・下)は、論文の勉強に最適なテキストです。
以上のことに留意して一度目を通しておくととても勉強になります。
大事なことは、試験までに必ず一度は紙に論文を書いてみること、です。
過去問から一問ピックアップしてもいいし、テキストで目に付いた論点を自分なりにまとめてみてもいいでしょう。
重要なキーワードを箇条書きで書き出してみるだけでも構いません。
日頃から文字を書いていない方は、いざ文字を書こうと思ってもうまく書くことができません。
簡単な漢字が書けない場合もあります。
頭ではきちんと書くことを思い描けていても、うまく手に伝わらないような感覚です。
模範解答の模写でも構わないので、鉛筆やシャープペンシルで実際に文字を書く練習をしておいて下さい。
文字を書く練習も立派な論文の勉強じゃ!
予想問題
時間が確保できるのであれば、同じシリーズの予想問題も購入してみましょう。
こちらも問題文を読んで、模範解答がどのような提案をしているか読むだけで大丈夫です。
論文の出題数は少ないので、時間が取れない方はしなくても大丈夫です。
本屋で問題文と模範解答の立ち読みでもいいぞ!
最終目標
2次試験の試験時間は180分で、プレゼンテーション(製図)と論文の出題があります。
基本的な時間配分は、
● プレゼンテーション(製図)… 120分
● 論文 … 60分
を目安にしましょう。
解答順ですが、論文を先に終えておいた方が気分的に楽に進められます。
論文が早く書き終えられれば、プレゼンテーション(製図)に時間を回すことができます。
30分くらいで書き切ることができれば、製図がかなり楽になるぞ!
下書き用の用紙には論点だけを箇条書きでまとめ、直接解答用紙に書いていくようにすれば時間の節約になります。
提出前には、誤字脱字がないか、読めない文字はないか、問題文に与えられた論点をしっかりと書けているかを確認するようにしましょう。
まとめ
2次試験の勉強は、プレゼンテーション(製図)を中心に進めましょう。
論文の勉強は、製図の合間で構いません。
勉強方法は、過去問題や予想問題を見ながら自分の提案を想像すること、です。
過去問と同じ問題は出題されません。
なので過去問をいくら解いても意味はありません。
どんな問題が出題されても答えられるように対応力を身につけることが大事です。
テキストなどを見ながら、どんな論点が出題されそうか想像してみることがとても有益です。
試験までには実際に紙に文字を書く練習をしましょう。
論文は、製図のように繰り返すことで確実に点数が上がるものではありません。
日頃から、自分なら問題点をどのように解決するかを考える癖を付けておくことが大切です。
1次試験で得た知識を存分に生かして、最大限の解決方法が書けるよう頑張りましょう。