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【カラーコーディネーター検定レッスン 4 – ❷】照明器具(演色性・色の恒常性)

こんばんは。 1級カラーコーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです。

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カラーコーディネーター検定レッスンでは、スタンダードクラスに合格するためのポイントを解説していきます。

今回は、Chapter4「色を美しく見せる光のマジック」から、照明器具(演色性・色の恒常性)についてです。

目 次

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Chapter4 色を美しく見せる光のマジック

照明の種類とその特性を覚えよう!また照明が色の見えに与える影響を知ろう!

照明は、人間が自然界に存在する太陽の光を手に入れようとしたことが始まりです。

照明は、私たちに安全と快適を与えてくれます。

照明の種類

一般家庭で現在使用されている照明器具は、熱放射→放電発熱→電解発光という順で進化してきました。

 

 

人間は、物体が熱を電磁波として放射する熱放射を利用し、松明や油、ろうそくを燃やして太陽の光の代わりに光を手に入れました。人工光源の白熱電球フィラメントに電気が流して、熱と光を発生させます。光の色は橙色になります。

放電発光は、電極から放射された電子が管内の水銀原子と衝突して紫外線が発生することを利用しています。蛍光ランプは、電極から電子が放出されて蛍光管内の水銀原子に当たって紫外線が放出され、それが菅の内側に塗られた蛍光体を発光させて光になります。光の色は蛍光体の種類によって異なり、市販されている蛍光ランプは5種類になります。

電界発光とは、半導体の中で電子エネルギーを光エネルギーに変換して光を発する方法です。白熱電球と蛍光ランプに比べて省エネルギーで注目されているのが電界発光のLED(発光ダイオード)ランプです。

ブソン

有機ELも電界発光の1つじゃ!

演色性と色の恒常性

私たちが見ている色は、照明された光の一部を照らされた物体が吸収し、残りの反射された光を見ているので、照明する色のよって目に入る光の分光分布は異なります。

このように照明光が物体の色の見えに影響を与える光源の性質のことを演色性と呼びます。

一方、照明する色が違って光の分光分布が異なっているのに関わらず、色の見えが変わらない場合があります。

このことを色の恒常性と呼びます。

たとえば、どんな照明の下でも人の顔の色は肌色に感じることができます。

色の恒常性はどのような場合においても必ず働くわけではなく、普段見慣れていてその色が記憶に強く残っている場合に起こります。

ブソン

どんな照明の下でも白い紙は白いと認識する。これも色の恒常性じゃ!

練習問題)次の[ ア ]から[ オ ]について正誤を答えなさい。

人は太陽の光を手に入れようとして、物体が熱を電磁波として放射する熱放射を利用した松明や油、ろうそくを燃やして光を得た。
]蛍光ランプは熱発光で蛍光体を発光させる。
 ]白熱電球と蛍光ランプに比べて省エネルギーであると注目されているのがLCD(液晶ダイオード)ランプである。
 ]照明光が物体の色の見えに影響を与える光源の性質のことを演色性という。
 ]眼に入る光がまったく異なるために肌の色が違って見えることを色の恒常性と呼ぶ。


答え) ]○ [ ]× [  ]× [  ]○ [  ]×

まとめ

白熱電球、蛍光ランプ、LEDの特性を知っておこう!

照明器具の種類はたくさんあります。

その中でも白熱電球や蛍光ランプ、LEDなどの名称とその特性は知っておきましょう。

またそれらに関連して演色性色の恒常性の2つもしっかり抑えておきましょう。

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