こんばんは。 1級カラーコーディネーターのひねもすのたり管理人のブソンです。
「ひねもすのたり 独学で!資格ブログ」は、独学で資格取得を目指していくブログです。
カラーコーディネーター検定レッスンでは、スタンダードクラスに合格するためのポイントを解説していきます。
今回は、Chapter6「色の売り上げをアップするために」から、色と時代の関係についてです。
目 次
Chapter1「生活と色の効用」
●誘目性・視認性・識別性 ●力量性・活動性・評価性 ●物体色・光源色
Chapter2「色を自在に操る方法」
●色の三属性・色立体 ●表色系・カラーオーダーシステム ●系統色名・慣用色名 ●マンセル表色系 ●PCCS
Chapter3「きれいな配色を作る」
●色相・明度・彩度 ●有彩色同士の配色 ●多色配列・面積バランス
Chapter4「色を美しく見せる光のマジック」
●反射・透過・吸収 ●混色 ●分散・散乱・干渉 ●演色性・色の恒常性
Chapter5「背景色を上手に使って色の見えを変えてみよう」
●眼の構造 ●眼から脳へ ●対比効果 ●同化効果 ●膨張収縮感・軽重感・寒暖感
Chapter6「色の売り上げをアップするために」
公式テキスト
その他テキスト&問題集
Chapter6 色の売り上げをアップするために
日本流行色協会(JAFCA:ジャフカ)によれば、色は時代や景気によってダイナミックに変化しています。
時代の変化に伴って、その時代にふさわしい色のイメージがあります。
私たちは、何らかの価値観を持って物事を判断し、時代の価値観を作り出しています。
現代は、自然を大切にし、健康な暮らしの継続を標榜するLOHAS(ロハス:Lifestyles of Health and Sustainability)の考え方や、ゆったりとしたスローな生活への意識が高まり、自然エネルギーに大きな注目が集まっています。
さらに、環境破壊や生態への危機を阻止し、 地球の自然環境に無理をかけずに健全な生活を維持するためサステナブル(持続可能性)なものづくりが重視されています。
生態系を意味するエコロジーという言葉は、自然環境を大切にするという意識の代名詞です。
エコロジー意識は、環境保全、継続性のある暮らし、安全な食物を育て、それをゆったりとした時間の中で楽しむといったLOHAS、スローフード、スローライフという行動にも広がっています。
練習問題)私たちは、何らかの[ ア ]をもって物事を判断している。その[ ア ]に基づいた思想や態度は、その時々の時代の[ ア ]を作り出す。現代は、自然を大切にし、健康な暮らしの継続を標榜する[ イ ]の考え方や、ゆったりとした[ ウ ]な生活への意識が高まっている。環境破壊や[ エ ]への危機を阻止し、健全な生活を維持するための、[ オ ]なものづくりが重視されている
答え)[ ア ]価値観 [ イ ]LOHAS(ロハス) [ ウ ]スロー [ エ ]生態 [ オ ]サスティナブル
まとめ
売れる色は、時代によって左右されます。
時代によって私たちの嗜好が変化し、それに追随して色は変化していくとも言えます。
現代に関しては、LOHASやサステナブル、エコロジーという言葉はしっかりと覚えておきましょう。