
色彩検定のUC級は、2018年冬期から新設された検定です。
色彩検定UC級では、色のユニバーサルデザインの基本を学ぶことができます。
色彩検定の中でも難易度は低いので、ポイントを押さえていけば、比較的簡単に合格できます。
「色彩検定UC級 レッスン」では公式テキストに沿って、検定に合格するためのポイントを解説していきます。
では早速、色彩検定UC級の第2章「色が見えるしくみ」を学習していきましょう。

📚 公式テキスト
📖 目次
🟡 色と光
色を見るには、「光源」と「物体」と「眼(人)」が必要です。

「光源」「物体」「眼(人)」のうちどれか一つが欠けても、色を見ることができません。
また「光源」「物体」「眼(人)」の一つにでも変化があると、色を同じように見ることはできません。

光とは、電磁波の一種です。
電磁波には、テレビや携帯電話などの電波やレントゲン写真のエックス線などがあります。
人が眼で感じることができるのは、この電磁波の波長のうち約380〜780nm(1nmは100万分の1mm)の範囲で、この部分を可視光線と呼びます。

可視光線は、波長の長さによって短波長・中波長・長波長に分けられます。
短波長は青から青紫、中波長は黄から緑、長波長は赤から橙に見えます。

🧠 色が見えるしくみ
色が見える仕組みは、次の3つのステップで成り立っています。
🧪 ステップ❶:受光
光は瞳孔から眼球内部に入り、水晶体、硝子体を通って、眼の内側の網膜に到達します。

網膜には光を感じる「杆体」と、色を感じる「錐体」があります。
錐体には3種類あり、短波長の光を感じるS錐体、中波長の光を感じるM錐体、長波長の光を感じるL錐体があり、これらの出力が色の感覚の元になります。

🔁 ステップ❷:反対色への分類
S・M・L錐体からの信号は、赤か緑か、黄か青かといった反対色への分類が行われ、脳へと伝達されます。


🧩 ステップ❸:色の分析
脳では送られてきた信号をもとに、色相・彩度・明度といった情報や、ピンク系、茶系などの色の系統を分析し、私たちは「色」を認識します。
🔎 色が見えるまで
「光」が「物体」に当たると、光の一部が反射されて「眼(人)」に入り、さまざまな信号に変換されて脳に伝達されます。
たとえば、いちごを見るとき、可視光線のうち赤く感じられる長波長の光がいちごの表面で多く反射され、それが眼に入ってくることで「赤く見える」ことになります。
中波長や短波長の光は吸収されているため、反射されてこないのです。
このように色だけでなく、物体の質感や陰影、距離感、硬さなどが知覚される色の見え方を「表面色」といいます。
また、表面色以外にも以下のような見え方があります。
- 透過色… 物体を透過した光の色
- 光源色… 光源からの光を直接見た場合の色

📋 まとめ
第2章「色が見えるしくみ」では、私たちがどのようにして色を感じ取っているかの基本的なプロセスを学びました。
色彩検定UC級は、色彩検定3級と合わせて勉強すると、もっと詳しく学ぶことができます。
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